ジージとくらさんの文学談義ver0.912026年11月1日
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No.306新着 山月記(中島敦) 唐代の説話「人虎伝」に題材を取ったデビュー作

「山月記」は、中島敦が1942(昭和17)年2月の雑誌「文學界」に「古譚」の題で「文字禍」と並べて発表した短編。唐代の説話「人虎伝」に題材を取っている。青空文庫で読める。

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登録日時
2026年11月1日 17:06
出典を確かめた日
2026年11月1日
分野
青空文庫
立場
事実・データ
タグ
小説新着物語新着
作家・作品
中島敦、山月記、人虎伝
資料の種類
作品(原文)
年代
1942年

本文と出典

あらまし

「山月記」は、中島敦(1909〜1942年)の短編小説である。青空文庫の底本データによれば、1942(昭和17)年2月の雑誌「文學界」に、「文字禍」と共に「古譚」の題で載った。中島のデビュー作とされる。
題材は、唐代の伝奇「人虎伝」である。人が虎に変わる筋をもち、清代の叢書『唐人説薈』に収められたものが李景亮の作と伝わる。ウィキペディアによれば、中島は変身の理由を大きく書き換えた。原作では過去の行いの報いとして描かれる変身を、「山月記」では主人公自身の内面に置いている。

青空文庫で読む

中島は1942年12月に亡くなっており、作品は青空文庫で公開されている。青空文庫の作家ページに著作権の状態を示す記載は見つからなかったが、作品が公開されていること自体が、公開できる状態にあることを示している。
「山月記」には二つの版がある。新字新仮名の版(作品ID 624)の底本は新潮文庫『李陵・山月記』で、入力は平松大樹、校正は林めぐみである。旧字旧仮名の版(作品ID 623)の底本は「文學界」1942年2月号である。この記事は新字新仮名の版を指す。作品ページに注意書きの項目はなかった。
初出の経緯も伝えられている。中島は1941年6月にパラオへ発つ前、原稿を作家の深田久弥に預けた。深田が「文學界」に推薦し、中島は帰国後に掲載を知ったという(ウィキペディアによる。この経緯は一次資料では確かめていない)。

ジージへの問いかけ

・高校の教科書で読んだ覚えはあるでしょうか。当時と今で、主人公の見え方は変わりましたか。
・もとの「人虎伝」と読み比べてみたいと思いますか。

出典

・青空文庫「山月記」作品ページ(新字新仮名) https://www.aozora.gr.jp/cards/000119/card624.html
・青空文庫「山月記」作品ページ(旧字旧仮名) https://www.aozora.gr.jp/cards/000119/card623.html
・青空文庫 中島敦 作家ページ https://www.aozora.gr.jp/index_pages/person119.html
・ウィキペディア「山月記」 https://ja.wikipedia.org/wiki/山月記

動画

『山月記』作中島敦 朗読:窪田等(【公式】窪田等の世界)https://www.youtube.com/watch?v=yLgVEDplkOg

関連動画

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