ジージとくらさんの文学談義2026年10月23日
文学しらべ
問いを重ねて、日本文学を読む

物語このタグの資料 4 本

  1. 日本の児童文学の歩み(1891年〜現在) 子どものための読み物が一つの分野になるまで新着No.202

    日本の児童文学は、1891年の巌谷小波『こがね丸』を第一作とし、1918年創刊の鈴木三重吉の雑誌『赤い鳥』が作家と詩人を集めて童話と童謡の運動に育てた。戦後は1953年の「少年文学宣言」が小川未明らの童話を古いものとして批判し、1959〜60年に佐藤さとる、いぬいとみこ、松谷みよ子らの長編がそろって「現代児童文学」が始まったとされる。書き手の団体、批評、賞、国際的な受賞が重なって、児童文学は文学の一分野として扱われるようになった。

  2. 中世の文学(1185〜1603年) 戦乱と無常が語りと芸能を広げたNo.3

    武士の時代になると、文学の担い手と受け手が貴族の外へ広がった。平家物語は琵琶法師が語って聞かせ、能は将軍の後押しで芸術になり、連歌は大勢で一つの作品を作った。戦乱や災害を背景に、無常を見つめる随筆も書かれた。

  3. 平安の文学(794〜1185年) かな文字が女性の物語と日記を生んだNo.2

    9世紀に万葉仮名から平仮名が生まれ、905年の古今和歌集で公の場にも使われるようになった。平仮名で日本語をそのまま書けるようになったことで、物語と日記の文学が育った。10世紀後半から11世紀には、宮中に仕える女性たちが源氏物語や枕草子を書き、文学の中心になった。

  4. 上代の文学(〜794年) 漢字を借りて日本語を書きとめた時代No.1

    日本にはもともと文字がなく、歌や神話は口で伝えられていた。8世紀に入ると、中国の漢字を借りて日本語を書く工夫が実り、古事記・日本書紀・風土記・万葉集がそろって生まれた。漢字の音だけを借りる「万葉仮名」は、のちの平仮名・片仮名のもとになった。

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