ジージとくらさんの文学談義2026年10月23日
文学しらべ
問いを重ねて、日本文学を読む

出版社

立場:すべて事実・データ評価の分かれる点くらさんの考察

1886年〜現在
No.81新着 文芸の大手出版社(1869年〜現在) 雑誌と文庫で育ち、いまはマンガとIPが支える
日本の文芸出版を担ってきた大手出版社の多くは、明治末から戦後すぐにかけて雑誌や文庫を足場に生まれた。岩波文庫(1927年)に代表される安い叢書が名作を広く行き渡らせた。近年は大手ほどマンガのデジタル販売と版権収入への依存が強まり、集英社では2026年5月期に版権などの「事業収入」が初めて出版売上を上回った。
#出版社#雑誌#作家事実・データ1886年〜現在事典・概説岩波茂雄、菊池寛、野間清治、角川源義、岩波文庫、新潮文庫
1909年〜現在
No.82新着 本が書店に並ぶ仕組み(1909年〜現在) 取次・委託・定価販売の三本柱がきしむ
日本の本は、出版社から取次(問屋)を通って書店に届き、売れ残れば返品できる「委託販売」と、全国どこでも定価で売る「再販制度」の上に流通してきた。この仕組みは本の種類を豊かにした一方で、書籍で3割、雑誌で4割を超える返品を生んだ。日販のコンビニ配送撤退(2025年2月)など、物流の縮小と見直しがいま進んでいる。
#出版社#書店#雑誌事実・データ1909年〜現在事典・概説日本出版販売(日販)、トーハン、日本出版配給(日配)、再販売価格維持制度、委託販売制度